脂漏性脱毛症の原因は？

脂漏性脱毛症の原因

抜け毛が増える症状の中には稀に脂漏性脱毛症と診断される方もいます。

脂漏性脱毛症とは頭皮の毛穴に余分な皮脂が蓄積してばい菌が大繁殖し、炎症を引き起こして髪の毛の成長を阻害します。

成長しきれなくなった髪の毛は次第に抜け落ちていきますが、新しい髪の毛が再生できないため薄毛がどんどん進行する症状です。

脂漏性脱毛症の場合には、頭皮を確認してみると目視で確認できるくらい皮脂がびっしりと毛穴を覆っている状態で、詰まった皮脂の中では炎症を引き起こしているのが確認できます。症状が悪化すると強いかゆみや痛みを感じるようになりかなり不快な思いを味わうことになります。

実際に脂漏性脱毛症と診断されるのは非常に稀なケースだとされていますが、自己判断は難しいため皮膚科医に相談してから適切な処置を受けて下さい。

早い段階で正しい治療を受けておけば悪化を防げるはずです。適切な治療と合わせて生活習慣の改善でこれ以上悪化しないようにしましょう。

脂っこい食事や甘いものばかり食べないこと、適度な運動を心がけて質の良い睡眠を心がけること、ストレス発散等に注意しましょう。ホルモンバランスと関係が深い面もあるので、女性ホルモンと髪との関係は深いですし、頭皮を含めて密接な関係なので、ホルモンバランスには気をつけるとよいでしょう。